アルコール依存症やギャンブル依存症、薬物依存など様々な依存症があります。
最近では、スマホ依存やネット依存なんて言葉も、良く使われていますよね。
その依存症から脱出しようと、病院に行ったり、家族や自助グループなどの力を借りて、やめることができる方もいます。
というか、生活習慣を変えたり、依存症の事を勉強したり、考え方を変えたり、周りの方の力を借りれば、必ず抜け出せます。
依存した物に手を出さない限り、再発はしないでしょう。
ですが、依存症になった方は、依存しやすい体質なので、他の何かにも依存しやすいんですね。
依存症とは
物や行動を、自分でコントロールすることができなくなったり、やめたいと思っていても、やめることの出来ない状態が依存です。
簡単に言うと、依存にはアルコールや薬物などの物質的な物と、ギャンブルやゲーム、恋愛などの、何かをするという過程に依存する物の二つに分けることができます。
もっと詳しく知りたい場合は、「依存症」と検索すると、専門家がものすごく細かく説明していますよ。
アルコールや薬物を繰り返し摂取すると、どんどん量が増えます。
ギャンブルで借金ができてしまったり、恋愛のもつれで犯罪を犯してしまうなど、仕事や人間関係、生活に支障が出てしまうんですね。
仕事中に使ったり、大切な約束を破ったり、依存している物質が一番大切な物になってしまうんです。
ギャンブルやゲーム、恋愛などの依存は、なかなか自分では気が付くことができません。
「趣味だから依存じゃない」と思っていたり、「なければないで別に大丈夫」と思っている方が多いです。
なぜ他の依存になりやすい?
元々依存症になりやすい人と、そうでない人がいます。
よく意思の弱い人がなる病気だといわれますが、そうとも限りません。
生活環境や、ストレス、遺伝など様々な原因があります。
そんな中で、何かの依存症になってしまった方というのは、当たり前ですが、依存しやすい体質といえますよね。
そして、その依存症になってしまった物を、病院に行ったりしてやめます。
すると今まで依存してきた物の代わりに、何か違う物に依存してしまうという事があるんですね。
買い物をすると気が紛れるので、たくさん買っていたら買い物依存になってしまったり、ゲームにはまってしまい一日中やってしまう、なんてことも。
意外な例としては、仕事依存ですね。
今までアルコールやギャンブルに依存していて、仕事を蔑ろ(ないがしろ)にしていた人が、酒やパチンコをやめたとしましょう。
すると今までは、適当にしていた仕事に力が入るようになり、結果を残せたり、上司に褒められたり、新しい仕事を覚えたりいいことが起きます。
その事が快感になり、もっと結果を残そうと思ったり、もっと頑張って仕事をします。
頑張りすぎて、寝不足や過労で、体を壊してしまったり、結果が付いてこない時に、ストレスで精神的に病んでしまう事もあるんですね。
その時にまた、お酒に手を出したり、ギャンブルをしてしまったりと悪循環を引き起こしてしまいます。
新たな依存症にならない為の対処法
新たな依存症にならないためには、のめり込むという事を避けたり、生活に支障をきたさない程度にすることが重要です。
薬物や、ギャンブルなどは手を出さないようにすればいいだけですが、買い物や、仕事、恋愛、などはそうはいきませんよね。
その場合は、自分で「ハマりすぎているな」と思ったら少し距離を置いたりしましょう。
又は、ハマってしまっても生活に支障をきたさない物を、やってみるのもいいですね。
例えば、ジムなどで体を動かしたり、読書などをしてみたり、コーヒーや紅茶などをこだわってみたり、植物を育てて見たり、ペットを飼ってみるなんてこともやってみてはいかがでしょうか。
まとめ
一度何かの依存症になってしまうと、その物をやめることができても、依存しやすい体質自体は、変えることはできないんですね。
ですが、きちんとそのことを理解し、ハマり過ぎないようにコントロールすることができれば、なんの問題もありません。
今はネットを活用すれば、何でもできます。
買い物やSNSでの交流、仕事やゲーム、ギャンブルなど、ほんとに何でもできる便利な時代ですよね。
そんな中で、普通に暮らしていくためには、何事もほどほどにしておくことが重要です。
もし、自分の生活がおかしいと思ったり、周りの方が依存症じゃないのかなと思ったら、早めに病院に相談してください。
なかなか相談しにくい物ですし、自分では気づいていない、なんて事もありますが、一歩踏み出すことがとっても重要ですので。