ケガ

仕事中に怪我をした時の対処法

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もし仕事中に怪我をしてしまった時、あなたならどう対処しますか?

病院に駆け込む、救急車を呼ぶ、自分で対処するなんて方もいらっしゃると思います。

私は建設業(鉄工所)で働いているので、怪我や火傷をすることが多いです。どんなに気を付けていても、怪我をするときはしてしまいますよね。

怪我をしてしまった時の一番いい選択は、病院に行くか、救急車を呼んで医者に診てもらうことなんですが、なかなかそうはいかない場合もあります。

軽い怪我や傷の対処法知っておけば、いざというときに、役に立つと思うのでぜひ試してみてください。

 

頭を打った・切った時

 

頭を打ったり切った時の対処方です。頭は危険な状態になる場合が多いので気を付けてください。

 

意識がない

怪我をした方が意識がなかったり、受け答えがしっかりしていない場合は、すぐ救急車を呼んでください。

なるべく怪我をした方を動かさず、119番通報して指示に従って行動してください。

 

吐き気

吐き気があり、何回もおう吐を繰り返す場合も、救急車を呼んでください。

 

出血

清潔なガーゼやタオルなどで、軽く押さえ止血してください。止血しながら病院に行って、医者に診ってもらってください。

軽く切った場合も、多めに出血するときがあるので、止血して様子を見てくださいね。

頭を打ってすぐは、大したことないように思っても12時間~24時間たった後に、意識障害を起こす場合があります。

なるべく病院に行ってください。

 

鼻を打った・鼻血が出た時

 

鼻を打ってしまい鼻筋が曲がっていたり、大きく晴れている場合は、骨が折れている可能性があります。冷やしながら病院に行ってください。

骨折の可能性がなければ、あまりいじらずに、冷やして腫れを引かせましょう。

鼻血が出ている場合は、上を向いたりせず清潔なガーゼで鼻を圧迫しながら、ややうつむき加減で止血してくださいね。上を向くと、口やのどに鼻血が回ってしまい、吐き気を催してしまいます。

ティッシュを鼻の中に入れて、止血するのはやめてください。ティッシュを抜く際に、粘膜を傷つけてしまい、止まったはずの鼻血が、また出てしまいます。

一時間以上出血が続く場合は、病院に行ってください。

 

切り傷

 

軽い切り傷の場合は、血を出してばい菌を流し綺麗な水で洗ってください。消毒はこの後行ってください。

深く切ってしまった場合は、清潔なガーゼやタオルで圧迫し、止血を行ってください。

怪我をした所を、心臓より高い位置にすると、止血しやすくなりますよ。

手なら上の方へ、足の場合は座って足をあげてください。いすなどに足をかけておくと楽です。

出血が止まらない場合は、病院に行くか、救急車を呼んで医者に診てもらってください。

 

刺し傷

 

刺し傷も切り傷と同じように軽い場合は、少し血を出してばい菌を流し、きれいな水で洗ってください。消毒はその後行ってください。

深く刺さってしまって簡単に抜けない場合は、そのまま病院に行ってくださいね。

無理やり抜くと、傷口が広がってしまったり、出血がひどくなります。

切り傷と違って刺し傷は傷口が小さくても、汚れやさびなどにより化膿してしまう場合があります。見た目は大したことがなくても、病院に行って医者に診てもらいましょう。

 

火傷

 

仕事環境により熱で火傷をする時と、薬品により火傷をする時の二つがあります。

 

熱湯・熱い物での火傷

 

熱湯・油を浴びてしまった場合は、衣類の上から水をかけたりして冷やしてください。

無理に衣類を脱がそうとすると、皮膚が一緒にはがれてしまい危険です。十分に冷やした後、清潔なシーツ等で包んで病院に行きましょう。

私の仕事場では、溶接やグラインダーなどの火の粉で、火傷を負ってしまう場合があります。軽い火傷も十分冷やして、その後消毒や軟膏等を塗ってくださいね。

火傷を負ってしまった時に、馬油を使うという方法もあります。

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薬品による火傷

 

強アルカリ性の薬品を浴びてしまった場合も、火傷を負ってしまいます。

薬品を浴びてしまったら、完全に流れるまで水をかけ続けてください。これは冷やすのが目的なのではなく、完全に洗い流すためでもあるので、痛みが引いても続けてくださいね。

 

まとめ

 

様々な職業や調理中など、色々なことが原因の怪我や事故などがあります。

自分が怪我をしたとき、他人が怪我をしたときなどに遭遇したら、慌てず行動してくださいね。

もし誰かが大きな事故にあって119番通報したときは、電話のオペレーターが適切な指示をしてくれますので、その指示に従って行動すれば大丈夫です。

自分が怪我をしてしまった場合、無理せず助けを呼ぶか、病院に行くことをおススメします。

 

 

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