みなさんは、タッチアップペンという物をご存知ですか?
ホームセンターや、カー用品店で売っている、車をこすってしまった時に、自分で傷を補修するための物です。このタッチアップペンは、一度使うとほとんど使わない場合が多いです。
しょっちゅう車をこする人は使うかもしれませんが、そんなに頻繁に車をぶつける方っていませんよね。
タッチアップペンって意外と高かったりもします。余ったタッチアップペンがもったいないと思いませんか?
私はもったいなく感じ、他の事に利用できないか考えて使ってみました。
中身は車の塗装に使える、乾くと丈夫な塗料が入っています。こんないい塗料を捨てるのはもったいないですよ。
今では、車に使わずに他の事に使うのがメインになっています。
その中で、これはおススメできるなと思った物を、ピックアップしてお伝えできればなと思います。
ピアスやアクセサリーの塗装
私が一番利用する方法です。
私は男ですがピアスが大好きで、シルバー製や、ステンレス製、金無垢など色々持っていますが、何回も付けて、飽きてしまうとタッチアップペンで塗装してしまいます。
指輪やネックレスなんかもたまに塗って、自分の好きな色にしてしまいます。
塗り方はとても簡単です。
塗りたい物を、まず紙やすりなどで軽く傷を付けます。全体にやすりで細かく傷がついたら、アルコールなどで、脱脂してください。
この二つの作業をしないと、塗料がすぐ剥げてしまいます。
その後にタッチアップペンで塗っていきます。タッチアップペンの先は筆になっているので、ちょんちょんと塗る感じでかまいません。
ピアスを塗る場合は、開いている穴に通す部分は塗らないでくださいね。
2~3回塗り重ねよく乾燥させたらOKです。
できればクリアーも塗った方が艶や、耐久力が格段にアップします。
なくてもかまいませんよ。
指輪やネックレスも、同様に塗ることができます。
アクセサリーを手軽に自分仕様にできるため、かなりおススメですよ。
財布やカバンの金具類を補修
財布やカバンに付いている金具類って、塗装やメッキが剥げてしまう事ってないですか?
財布のジッパーの引っ張る金具を塗ると結構おしゃれにすることができます。
特に長年使っている人なんかは、金具をきれいにするだけで綺麗に見せることができますよ。
タッチアップペンは細かい所を塗るのに適していますので、ボタンの所なんかにも利用できるんですね。
塗装の仕方は、ピアスなどと一緒で、紙やすり⇒脱脂⇒ちょんちょん⇒あるならクリアーを塗る、で大丈夫です。
鉄板などにお絵かき
缶タイプの筆入れや、ステンレス製の小物入れなどの小さい金属製の物などをタッチアップペンでアレンジしてみましょう。
タッチアップペン自体が小さく量もあまりないので大型の物は無理ですが、カンペン位なら、自由にお絵かきできます。
ここで一つ注意なんですが、もともと塗装してある物には塗らない方がいいです。
理由は、元の塗装が、タッチアップペンに負け、溶けてしまったり、剥がれてしまったりします。
これはタッチアップペンの中に入っている塗料が、強い物なので起こってしまうんですね。
なので塗ったりお絵かきする場合は、塗装していないもの、または塗装を削ってから塗ってください。
お絵かきする場合は、よく脱脂してから行ってください。タッチアップペンは筆になっているのでとても書きやすいです。
こちらは、範囲が広いので、スプレータイプのクリアーを塗ると長持ちしますよ。
最後に
車のタッチアップペンは、いろんな色が出ています。
日本で走っているほとんどの車の色が置いてありますので、色を決めるのに困ってしまうぐらいです。
もし室内で塗装をする場合は、換気をしっかりして塗ってくださいね。
匂いで気分が悪くなったりする場合があります。あと塗っている最中は、火気厳禁なので注意してください。くわえたばことかダメですよ。
塗料を塗る時のコツは、紙やすりで細かい傷を付ける⇒アルコール等でしっかり脱脂⇒2~3に分けて塗る⇒よく乾かす⇒あればクリアーを塗る。
この手順をしっかり守れば、だれでも綺麗に塗ることができます。
タッチアップペンが余ってしまい、使い道がないなと思ったらぜひ、やってみてください。
余ってなくても一度試してくださいね。