植物を室内で育てていると、窓からの光だけでは足らないこともありますよね。
そんな時に使うのが、植物育成用のLEDライトです。
植物は日光不足になると、徒長してしまったり、元気がなくなってしまいますが、植物育成用のLEDを使うことによってかなり防げたりする場合もあるんですね。
そんな便利な物なのですが、間違った使い方をしてしまうと、植物に悪影響を与えてしまうことになってしまいます。
今回私の不注意で、植物に約3日間ほどLEDを当て続けてしまいました。
約3日間当て続けたら、私の育てている植物にどんな影響を及ぼしたのかを、お伝えしていきます。
・育てている植物・栽培環境
私は自分の部屋で、食虫植物や塊根植物を育てています。
温室の上に乗っている物が、植物育成用のLEDですね。
2種類のLEDを、合計5個使用しています。
詳しくは・2000円台の植物育成用LED2種類を実際に使った感想を読んでみてください。(現在とは少し違いますが)
普段LEDは、朝8時から12時間以上つけっぱなしにしています。
ですが今回仕事の都合上、2日ほど家に帰ることが出来ないという事がありました。
仕事を終えて部屋に行くと、なぜかLEDがついてたんです。
消し忘れていたんですね。
「うわっ!やっちまった!」と思いつつすぐLEDを消し、食虫植物、塊根植物たちを確認してみました。
塊根植物は、もともと日光に強いものが多いので、何ともありませんでしたが、食虫植物はかなり影響があったみたいです。
被害その1 葉焼け
植物は強い直射日光を当て続けると、まだらに赤くなったり、下手すると枯れてしまうことも。
枯れなくても、一度赤くなったりすると、その葉っぱ戻ってくれません。
そして、私が育てている食虫植物たちも、葉焼けを起こしていました。
一番大きな葉っぱが特にひどいですね。
他の葉っぱたちは、多少赤くなっている位です。
二枚目の植物は、半分だけLEDライトが当たっている場所に置いていました。
なので、LEDライトが当たっていたであろう、下半分だけ葉焼けを起こしています。
被害その2 成長点の縮れ(枯れ)
葉焼けの場合は、時間が経ち植物が成長してくれるのを待っていれば、元通りに戻ってくれます。
しかし、成長点(新芽)が枯れたり縮れたりしてしまうと、そうはいきません。
特に、私の育てているウツボカズラ(ネペンテス)はとても繊細な植物で、一度成長点が傷んでしまうと、そのまま枯れてしまう場合もあるんですね。
上の写真を見ると、新しく生えてきている小さな葉っぱの部分が、黒く変色しています。
こうなってしまうと、とりあえず見守ることしかできないでしょう。
上手く立ち直ってくれれば、傷んだ成長点から新しい芽が出てくれます。
それに期待するしかないですね。
成長点が傷んだのは、この植物だけだったので、不幸中の幸いかなと思っています。
LEDライトの消し忘れの予防・対処法
植物育成用LEDライトを使用していて、今回の私と同じような状況にならない為には、予防や対処が必要になります。
家にいる人に頼む
簡単で確実な方法ですね。
一人暮らしの方は無理ですが、家族などと一緒に暮らしている方は、誰かに消してもらいましょう。
タイマーを使う
このタイマーは、コンセントと植物育成用LEDライトの間に挟み使用します。
付けたい時間や、消したい時間を設定しておくと、自動的についたり消えたりしてくれる便利な物です。
私も付けたら便利かな?と思っていたのですが、結局使わずにいました。
ですが、今回の事があったので必ず導入します。値段もすごく安いですしね。
まとめ
普通に使っていれば、とても便利な植物育成用LEDライトですが、消し忘れたり、ハイパワーの物を長時間使うと植物に悪影響を及ぼします。
私自身45Wの物を二つ、15Wの物を三つ使用しています。
そして3日間ほど、つけっぱなしになってしまいました。
15Wの方は、ほぼ影響はなかったのですが、45Wは強かったようで、葉焼けや成長点が傷むという事が起きました。
気が付いた時は、ショックで1週間ほど立ち直れませんでしたが、このようなアホな出来事を記事にし、お伝えしたいと思ったのです。
本当は伝えきれないほどたくさんの植物が、葉焼けを起こしています。
植物育成用LEDライトを使用している方は、お気を付けくださいね。
写真を載せた植物たちの様子を、後日また紹介しようとも思っています。