2018年8月4日~26日に、茨城県植物園にて開催されている、食虫植物展に行って来ました。
私は食虫植物が大好きで、家で栽培したりブログに育て方などをまとめていますが、食虫植物に関するイベントに、ほとんど行ったことがないのです。
毎年地元の茨城県にある、植物園で食虫植物展をやっているのは知っていました。
ですが、毎年気が付いたら終わっているんですね。
今年は絶対に行かなければ、と思い早速行ってみました。
どんな食虫植物があったのか、どんな展示の仕方だったのかなどを、お伝えします。
文章より、写真が圧倒的に多いので、さらっと見ていただけると思います。
目次
茨城県植物園について
まず、茨城県植物園について簡単に説明しますね。
茨城県那珂市にある植物園で、昭和56年に開園しています。
大きな噴水があったり、熱帯植物館、色々な動物の形に剪定している植物造形園、カエデ園やバラ園、ボタン園、ツバキ園などがあります。
私も実際に行って歩いてきましたが、とても敷地が広く、かなりいい運動になりました。
詳しくは、茨城県植物園のホームページをご覧ください。
http://www.ibaraki-shokubutuen.jp/
季節の催し物
その中で、季節に合わせた催し物がたくさん行われています。
4月には、薔薇展やエビネ展、切り薔薇のプレゼントなどをやっていたり、6月には蘭やハーブ展、10月にはハロウィンに合わせた催し物や、12月にはクリスマスキャンドルナイトIN植物園、なんてことも行うみたいです。
そして8月には、私が行ってきた食虫植物展を行っています。
本当に、たくさんの催し物をやっているので、ぜひ一度行ってみてください。
こちらも詳しくは、茨城県植物園のホームページをご覧くださいね。
http://www.ibaraki-shokubutuen.jp/
熱帯植物館
広い敷地の中を、歩いているととても大きな建物が見えてきます。
この建物が、私の目当てでもある熱帯植物館です。
大きな温室へ続く道の脇には、バショウとバナナの木が植わっていました。
ですが、私にはバショウとバナナの違いが全く分かりませんし、説明を読んできましたが、残念ながらもう忘れてしまいました。
気になった方は、後でググってください。
熱帯植物館は、東南アジアの熱帯~亜熱帯の植物が240種類、約23000本植わっているらしいです。
すごい量ですね。
中は、畑地、沼地、ジャングル、丘陵地(きゅうりょうち)など色々なゾーンがありました。
大きなガジュマルの木や、ビカクシダなどの着生種、普段は観葉植物として見るものが、とても大きく見ていて飽きない物ばかりでした。
面白いと思ったのは、コショウの木やバニラの木など、普段は気にもしない物が、本当に植物の実でできているんだな、と感じたことですね。
植物好きの方、熱帯植物が好きな方は、ぜひ行ってみてください。
展示していた食虫植物たち
さて、ここまで植物園についての話でしたが、ここからが本題になります。
食虫植物展に、展示されていた植物たちを紹介しますね。
食虫植物が展示されている、部屋の真ん中に、ネペンテス(ウツボカズラ)以外の食虫植物が展示され、その周りをネペンテスが囲うように吊るされていました。
サラセニア
モウセンゴケ(ドロセラ)
セファロタス
なぜかタグが、カペンシスと書かれています。
間違えて刺してしまったんでしょうか。
ハエトリグサ(ディオネア)
ムシトリスミレ(ピンギキュラ)
ミミカキグサ(ウトリクアリラ)
ウツボカズラ(ネペンテス)
ここからは、ネペンテスの紹介です。
ネペンテスの品種名は、タグ通りに紹介していきますが、明らかに違う物、タグなしなどの物は修正しながら紹介します。
N.ベントリコーサ
今回の展示で、一番多かったのがこのベントリコーサでした。
狭い温室などで栽培していると、たまーに起こってしまう、補虫袋IN補虫袋
斑点系のベントリコーサで起こっていました。
N.ウィッチ
N.ダイエリアナ
この補虫袋は出来たばかりのようで、とてもきれいな襟をしていました。
N.トランカータ
残念ながら、あまりいい状態の補虫袋がありませんでした。
タグなしでしたが、 N.ベントリコーサ×トランカータ
こちらはとても大きく、綺麗な補虫袋でした。
N.ブルケイ
N.ミキスタ
N.ソレリー×フーケリアナ
まだまだ小さかったです。
下位袋だけでした。
N.ミキスタ×ベントラータ
古都シリーズです。
N.アグローコト
N.ファシールコト
N.ゾナールコト
まとめ
今回初めて茨城県植物園に行きました。
とても敷地が広く、植物もたくさん植わっていて、私はすごく楽しかったです。
私が行ったのは、8月6日(日)だったのですが、そこまで混雑している事もなく、というかむしろ食虫植物展をほぼ貸し切り状態で楽しめました。
お盆休みなどは分かりませんが、多少混雑しても、敷地が広いので分散すると思います。
食虫植物展に行ってきた感想としましては、ベントリコーサの量がすごいことと、意外と交配種が多かったなという印象でした。
残念に感じたことは、アンプラリア、ラフレシアナ、ビカルカラタ、などの原種が少ないのかな、と思ったくらいですね。
ですが、行ってよかったなと感じましたし、他の植物はすごくたくさんありますので、近くの方や茨城に来た方などはぜひ見に行って見たください。
写真はまだまだあるので、順次追加していこうと思ってます。