熱帯性の植物を育てている方にとって、冬を越すのは気を遣いますよね、、、
私は食虫植物のウツボカズラ(ネペンテス)を育てているんです。ウツボカズラは熱帯性の植物で高温多湿を好みます。(種類にもよりますが)
冬は加温や加湿をしないといけないのですが、ビニールを使用した温室は嫌だなと思い導入しました。
小型ガラス温室ピカFHB-908を導入した正直な感想、使ってみて便利だった所などを書いていこうと思います。
選んだ理由
私は食虫植物のウツボカズラ(ネペンテス)をメインに栽培しているんですが、ウツボカズラは冬を越すためには加温、加湿が必要です。
そこで安いビニールを使用した温室を購入しようと思いましたが、ネットなどで調べてみると耐久性や経年劣化によるごたごたが面倒くさいと思いガラスとアルミを使用した温室を探し始めました。
私の条件は
・自分の部屋に置けること
・程よい大きさ
・安いに越したことはない
この3つを考え探しました。
まず自分の部屋に置けることと程よい大きさに関してなんですが、色んな商品があり迷いました。大きい物、かなり小さい物(水槽でいいじゃんなんて物も)がありましたが一番ちょうどいいなと思ったのがピカFHB-908でした。
大きさをざっと説明すると90×50×90とほぼ真四角で奥に薄い形です。
少し広い玄関などにもちょうどいい大きさかなと思います。
3つ目の安いに越したことはないは、ビニール温室と比べてしまうと高く思いますが、何年も使うことを考えるとビニールを張り替えたり、骨組みがプラスチック製だったり残念なところが多いように感じました。
私は何回も組み直したり、買い替えたりするよりはコストパフォーマンスがいいと感じ購入しました。
使ってみて
まず最初に自宅に宅配便のお兄さんが重そうに運んできてびっくりしました。よく考えるとガラスとアルミですから重いです。
20kg以上あるので二階に運びたい方は注意してください。私の部屋は二階で結構苦労しました。
次に組み立てを自分でしないといけません。私は建設業(鉄鋼)の仕事をしているので一人で工具を使いながらささっと組み立ててしまいましたが、普通の方なら2時間かからず組めると思います。
ただ家具(本棚やPCデスク等)を組み立てるのが苦手という方は、2人で作業した方がいいです。工具もしっかりしたプラスドライバーがないとアルミを固定するビス(ねじ)が固めなので小さい物だと回しづらいです。
組み立て終わり実際に使用した感想ですが、メリット・デメリットを書いていきます。
メリット
まずコンセントが内側に二個口付いているところが便利ですね。1200Wまで対応しているので加温用のヒーターや加湿器など色々つけても大丈夫です。
棚がフリーで何段階にも使えるので植物の大きさに合わせることができます。
注目していなかったことなんですが、足元のキャップが水滴をキャッチして床を濡らさないという地味にうれしい機能です。
買う前にそんなこと気にもしていなくて、実際に使ってみてこれはいいな、買ってよかったなと思えるポイントです。
下の写真は見づらいですが実際に水をキャッチしているところです。
最後にオプションパーツがたくさんあることです。これはデメリットの方でも取り上げます。
デメリット
メリットの最後に取り上げたのでオプションパーツの事から書きます。
オプションパーツがたくさんあることは「メリットしかないじゃん」と思いますが、残念なことに一つ一つがすごく高いんです。
専用のヒーターが約20000円、内気扇約10000円など高めの設定です。
このピカ温室FHB-908や同じメーカーの温室専用設計なので仕方のないことですが私は使いません。
代わりに2000円ぐらいの安いファンを使用しています。
次に隙間が意外と多いという点です。これも全面がスライド式に開くため仕方のないことですが、私はなるべく隙間のない様使いたかったんです。
なので色々考え一か所を除き扉の機能を封じ隙間を埋めてしまいました。
このように、ホームセンターに売っているクッション材を貼り付け隙間を埋めました。これだと扉は開かなくなってしまいますが、全面しか開けないためこれでよしとしました。
こうすることによって、地震などが来てガラス温室が揺れても、音がしにくくもなるのでお勧めです。
最後に、水を受けたりする底の部分ですが、ペコペコのビニールのようなもので作られているので、そこはあまり好きではありません。
まとめ
一言で温室といっても様々なものがあり室内に入れることの出来るものや大きい物は鉄骨で組むような物まであります。
予算、用途、材質など色々考え購入してください。
この記事を見た方の参考になれたらうれしいです。