DIYをしているうちに、どんどん手に入れたくなってくる電動工具ですが、なにを買っていいか迷ってしまいますよね。
電動工具は決して安い物ではないですし、後悔だけはしたくないです。
今回は少しDIYに慣れてきて、電動工具がほしいと思った方に向けて、5種類を選んでみました。
電動工具があるとDIYの幅がぐっと広がりますよ。
DIYを始めたい方、DIY初心者の方はまずこの記事を読んでみてください。
電動ドリル・ドライバー
電動ドリル・ドライバーは木材や金属に穴をあけたりネジを止めたりできます。
選ぶ基準としてまず充電式の物か、100V電源を使うコード式に分かれているので、DIY作業をする環境に合わせて選んでください。
充電式の物であれば持ち運びが楽でコンセントが近くにない場所でもスムーズな作業が行えます。
ですが充電しなければいけなかったり、長時間の作業には向いていません。
100Vの電源を使うコード式の場合はコンセントが近くになければいけない、延長コードを使うなどの手間があります。
ですが、長時間の作業時に充電残量を気にせず使えます。充電式の物に比べるとパワーがあるので穴あけが楽に行えます。
もう一つ選ぶポイントとしては、無段変速が付いているかどうかです。
無段変速とは、トリガーと呼ばれるスイッチの力加減で、ドリルの回転数を調整できる物です。軽く押すとゆっくりと回転し、強く押すと速く回転します。
無段変速がついていないものは、どんな強さで握っても、同じ回転数でしか回ってくれません。
電動ドリルを選ぶ基準は、
小さい穴を数個あける場合には充電式の変速なし、大きな穴を何個もあける場合はコード式の無段変速付きを選ぶといいでしょう。
インパクトドライバー
インパクトドライバーと電動ドライバーの違いは何かと言いますと、名前の通り一定の力が加わると「だだだっ」と衝撃が加わります。
電動ドライバーで木材にビスを打ち込むとなかなか入っていきませんが、衝撃が加わるとスムーズに打てるようになります。
インパクトドライバーは充電式の物がおススメです。
100Vの電源を使うコード式の物はDIYでは必要ないですね。
私は建設業(鉄鋼業)なのでインパクトドライバーやインパクトレンチ、シャーレンチなどたくさんの物を使います。
電動ドリル・ドライバーと、インパクトドライバーで迷っている場合は、私的にはインパクトドライバーをおススメしますが、DIYの場合、比較的安く手に入る電動ドリルで十分ですよ。
電動丸ノコ
のこぎりでは、材料の切断に時間や労力が、かかってしまいます。
電動丸ノコがあれば、簡単材料を切断する事ができますよ。
ガイドや治具を使えばまっすぐに切れますし、斜め45度に切ったりすることも可能です。
電動丸ノコにも、充電式とコード式がありますが、充電式の方が値段が高いので、コード式の物でいいと思います。
持ち運びや取り回しが楽な方がいいという方は、充電式をお選びください。
電動丸ノコを使う注意点は、丸ノコが自分の方に弾かれたりして、怪我をする恐れ(キックバック)や指などを切断してしまうなど使い方を間違えると危険です。
キックバックは切り口が曲がっていたり、挟まって刃が食ってしまうと起きます。材料を切るときはまっすぐ切ってください。
ジグソー
ジグソーとは、木材の板(べニア板など)を自由自在に切断できる道具です。
電動丸ノコは直線的にしか切れませんが、ジグソーを使えば丸く切ったり、くねくねさせて切ることもできますよ。
直線的にまっすぐ切りたい場合は丸ノコを、自由自在に好きな形に切りたい場合はジグソーを買うといいです。
ディスクグラインダー
ディスクグラインダーは木材の表面を削ったり、金属を切ったり、削ったりする道具です。
私の職場では「サンダー」や「ベビーサンダー」と呼んだりしますよ。
木材にニスやペンキを塗る前に表面を磨いたり、古いペンキを落としたり色々なことに使えます。
もしDIYで金属の溶接をする場合は、溶接の跡(溶接ビート)を削り平らにすることもできますね。
ディスクグラインダー一つあれば、木材の加工、金属の加工両方の幅を広げることができますよ。
詳しいディスクグラインダーの使い方は、
・【DIY】ディスクグラインダー(サンダー)の色々な使い方と注意点をお読みください。
最後に
電動工具は、この他にもいろいろな物があるので、DIYが上達するたびにほしい物が増えていくと思います。
自分がDIYでやりたい作業、作りたい物に合わせ購入していってください。
電動工具の値段はピンキリです。すごく安い物もありますが、正直言って「安かろう悪かろう」になってしまいますので、聞いたことのあるメーカーさんの工具を買った方が無難です。
日本のメーカーさんならマキタ、日立工機、リョービ、あたりを検討してみてはいかがでしょうか。
くれぐれも、電動工具を使用する際は、怪我に気を付け楽しくDIYLIFEを送りましょう。