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【DIY】ディスクグラインダー(サンダー)の色々な使い方と注意点

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DIYだけではなく、仕事として使う機会が多いのが、ディスクグラインダーです。

特に建設関係の仕事には、なくてはならないディスクグラインダーですが、呼び方も色々あり、サンダーと呼ばれたり、べビーサンダーと呼んだりもしますね。

DIYでは、電動工具を揃えている方でないと、あまり使う機会が少ないのかなと思います。

ですが、ホームセンターなどに行くと、意外とお手ごろな価格で売っているんですね。

DIYブームもあり、ホームセンターでは、電動ドリルやインパクトドライバーなんかと一緒に、動画で使い方を伝えながら販売しています。

DIYに導入したいと思っている方や、興味がある方も増えているみたいですね。

ディスクグラインダーを買おうか迷っている方や、使い方をあまり知らないという方に、色々な使い方や注意点をお伝えします。

 

ディスクグラインダーで金属の加工をする

 

ディスクグラインダー(サンダー)といえば、うるさい音を立てながら、火花を散らすというイメージがありませんか?

私は建設業(鉄工所)で働いているので、大体がそのような使い方なんですね。

鉄やステンレスを加工すると、火花が出ます。

同じ金属でも、アルミや銅は火花は出ないんですね。削ったカスが飛ぶだけなんです。

そんな話は置いといて、まずは金属加工からです。

 

削る

 

E-Value ディスクグラインダー用 オフセット砥石 鉄工用 5枚組 100mmX4mm

 

 

金属を、ディスクグラインダーで加工する時の、基本的な使い方ですね。

鉄工所などでは、良く見る作業風景です。

 

 

 

 

上の写真のように、溶接した所を削ったり、とがっている所を削ったり、という使い方です。

 

 

磨く

 

 

ヤナセ 光沢降臨 曲面フェルト KT02

 

 

ディスクグラインダーに、研磨用のフェルトを取り付けることにより、金属を削るのではなく、磨くこともできます。

もっと荒く磨くこともできますし、金属に塗ってあるペンキを落とす物もあるんですね。

フェルトの物は、青棒や白棒という研磨剤を付けながら、金属を磨くと、鏡のように光る「鏡面」という仕上げをすることができます。

車やバイクの部品だったり、キッチンの流し台に使う、という方もいるんですね。

 

切断する

 

 

ノリタケ 切断砥石 スーパーリトル1.5 A46S 外径105mm×厚み1.5mm×穴径15mm 両面補強 (10枚入り) 1000C26211

 

切断砥石という、とても薄い物を使用すると、金属を切断することができます。

薄い金属板や、厚い物まで切断が可能ですね。

 

 

コンクリートやブロックの加工

 

 

リリーフ(RELIFE) 5枚組ダイヤモンドカッター セグメントタイプ 29420

 

ディスクグラインダーで、専用の刃を使えばコンクリートや、レンガ、ブロックなどを切ったり、削ったりすることもできます。

写真の刃は、コンクリートやブロックを切ることの出来る物ですね。

その他にも、コンクリートを削る物もあります。

 

 

ディスクグラインダーを使用する際の注意点

 

ディスクグラインダーは、使い方を間違えていたり、無理なことをすると大変危険です。

一番多いのは、ディスクグラインダーのカバーを外し、使用しているなんてことがよくあるんですね。

特に、切断用の砥石を使って、材料などを切る場合、カバーが邪魔をして深く切ることの出来ないことがあります。

そんな時に、カバーを外すことによって、深く切り込むことができるようになるんですね。

この行為がかなり危険です。

まず、回転している刃がむき出しになりますので、手で触ってしまうことがあるんですね。

グラインダーのスイッチを入れたまま、持ち替えたりした時に、刃に触れてしまう、という事が起きます。

材料を切っていると、たまに刃がくってしまい弾かれる場合もあります。

その時にカバーをしていても、危ないのですが、カバーを外した状態だと・・・。

カバーを外す理由は、他にもあるんです。

ディスクグラインダーは、色々なサイズがあって、取り付ける砥石の大きさも様々なんですね。

例えば105mm用のグラインダーに125mmの砥石を付けると、当然カバーが当たってしまいまいます。

なのでカバーを外して使う、という事になるんですね。

これもかなり危険ですよ。

後は、革手袋や保護メガネ、マスク等をして体を保護して使用してください。

金属を切ったり、削ったりすると火花が出ますので、燃えやすい物の近くでは、作業しないでください。

ガラスに火花を当ててしまうと、金属の削りカスが付いてしまいザラザラになってしまったり、点々に溶けたりしてしまうので、気を付けましょう。

鉄などを切った後に、削りカスを放置しておいて、雨が降ったりすると錆が色々な所に付いてしまいます。

 

ディスクグラインダーの管理方法

 

ディスクグラインダーは、湿気の少ない所にしまってください。

特に砥石は、湿気に気を付けて下さいね。

湿ってしまった物を使用すると、回転する力でバラバラに砕けてしまう事があります。

すごいスピードで回っているので、砕けた砥石が勢いよく飛び散りますので、大けがをしてしまう場合があるんですね。

なので、乾燥していて、直射日光に当たらない場所にしまいましょう。

 

まとめ

 

ディスクグラインダーは、一台持っていると色々ことができます。

DIY作業の幅もすごく広がりますよ。

ですが、使い方を誤ればとても危険な物にも、なってしまうんです。

きちんと正しい使い方をして、楽しく怪我のないようDIYを楽しんで下さいね。

 

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