お家の庭にある水道は、車を洗ったり、庭に生えている花や木に水をあげたり、子供たちの水遊びに使ったり、とても便利ですよね。
ですが、長い間使われ、雨風を浴び劣化してしまい、水漏れや錆が出て使いものにならなくなってしまう場合があります。
私の家にある水道も、最近壊れてしまいました。
蛇口の先の部分が裂けてしまったんです。
このまま使うと、この裂けた部分から水が噴き出してしまうので、交換しなければいけません。
今回は、DIYで蛇口を元から交換する方法と、先の部分だけを交換する方法をお伝えします。
とても簡単なのでぜひやってみてください。
目次
用意する物
蛇口を交換するために、用意する物をお伝えします。
蛇口
蛇口は自分のお好きな物をお選びください。
ホームセンターや、ネットで色々の物が売っていますので、お好みで選んでくださいね。
今はいろいろな物が売っています。アンティーク調の物などもおしゃれですよ。
先だけを交換する場合は、部品がバラバラで売っています。交換する箇所に合わせて購入します。
私が今回購入したのはこちらです。
先だけではなく、ハンドル部分なども単品で売っていますよ。
シールテープ
シールテープは、新しい蛇口のねじになっている部分に、巻いて使います。
このテープを巻かないで、新しい蛇口を取り付けてしまうと、水漏れの原因になります。
シールテープは、ホームセンターの蛇口が並んでいる所に置いてあると思います。もしくはネットで、新しい蛇口と一緒に購入してください。
モンキーレンチ
モンキーレンチは、古い蛇口が固く取れない時や、蛇口の先だけを交換するときに使います。
あまり大きくなくても大丈夫です。
タオルや厚い布
タオルや厚い布は、新しい蛇口をモンキーレンチで締めるときなどに、傷がつかないように当てる布です。
分厚い方がいいですが、布なら何でも構いません。
バケツ
水を止めてしまうので、バケツにあらかじめ汲んでおくと便利です。
先だけを交換する場合の手順
先だけを交換する場合は、元栓を閉めなくてかまいません。
金具がボルトのようになっているので、モンキーレンチで取り外し引っこ抜くだけで、簡単に取れます。
古い物が取れたら、新しい物を差し込みモンキーレンチで締めます。
後は、少しの間水を流してみて、付け根から漏れていないか確認してください。
漏れていなければ作業は終わりです。
先だけの交換なら10分かからずに終わってしまいますよ。
元から交換する場合の手順
元栓を閉める
蛇口をもとから交換する場合は、元栓を閉めないといけません。
そのまま古い蛇口を取ってしまうと、水が噴き出してしまいびしょびしょになってしまいます。
見てるだけなら面白いですが、自分が食らってしまうのは嫌ですよね。
一戸建て住宅の場合は、「止水栓」と書かれた蓋があると思います。その蓋を開け、バルブを閉めてください(時計回り)。
締めたら蛇口をひねってみて水が出てこなければOKです。
水が出てきてしまう場合は、違う物を探してください。
井戸水をお使いの場合は、ポンプのコンセントを抜くか、ポンプ用のバルブを閉めてください。
古い蛇口を外す
水を止めることができたら、古い蛇口を外していきます。
蛇口を両手でしっかりと握り、反時計回りに回してください。
ほとんどの場合手で回すことができますが、まれに固くて回らない時もあります。その場合は、スパナを使ってください。
古い蛇口が外れたら、刺さっていた穴をのぞき込み、錆やシールテープが残っていたら、バケツに汲んでおいた水をかけて流してください。
新しい蛇口にシールテープを巻く
新しい蛇口の、ねじになっている部分にシールテープを巻きます。
シールテープを時計回りに5~10回位巻いてください。
テープを巻くコツとしては、引っ張り気味に巻いていって下さい。しわができてしまったりすると水漏れの原因になったりします。
巻き終わったら指で、よく押し付けてください。
蛇口の取り付け
シールテープを巻いた蛇口を取り付けます。
時計回りに回しながらねじ込んでいってください。両手でねじ込みながらある程度固くなるまで締めます。
決して力いっぱい閉めこむのではなく、本気を出せばもう少し回るかな?位にしておいてください。
力いっぱいねじ込んでしまうと、相手側(メスねじ)がダメージを負ってしまいます。
その状態で新しい蛇口が曲がっている場合もあります。
曲がっている場合はモンキーレンチで軽く合わせるように締めます。ですが、全く下に向いていないときは、一度外してシールテープを多く巻いたり、少なくしたり調整します。
一度でうまくまっすぐになる場合と、何回も調整しないといけない場合もあるので、根気よく自分が良しとする所までやってみてください。
水漏れの確認
新しい蛇口がまっすぐついたら、水漏れの確認をします。
水道の元栓を開け(反時計回り)、蛇口をひねってください。ここで漏れがない場合は作業終了です。
万が一漏れている場合は、シールテープを巻きなおし、取り付けてください。
まとめ
水道の蛇口交換は、とても簡単です。
業者さんに頼んでしまうと、部品代のほかに、工賃や出張費を取られますが、DIYでやってしまえば部品代だけで済んでしまいます。
蛇口交換は、危険なことはほとんどありません。元栓を閉め忘れ、水が噴き出してびしょびしょになってしまうぐらいでしょう。
ですが、DIY作業は油断禁物です。何事も、慎重な作業が大事ですよ。