これからDIYを始めようと考えている方や、DIY初心者の方に、まず初めの一歩として、絶対に必要な物7つをまとめてみました。
最初から電動工具を買うのではなく、一度やってみて楽しいなと思ったり、こんな物も作ってみたい、これから先もっと続けていけそうだなと思った時に、買っても遅くはないと思います。
DIYを始めようと考えている方、DIY初心者の方が、基本的に持っておいて損はないな、と思う道具・工具を7つ紹介しますね。
金属の加工や、電動工具を知りたい方は、下の記事をぜひ読んで下さい。
メジャー(スケール)
メジャーは材料の寸法を測ったり、穴を開ける位置を出したりするときに使います。
100均の物ではなく、ホームセンターなどに売っている物を使った方がいいですね。
精度もしっかりしていますし、メジャーを伸ばした時に、途中で折れにくくなっている物があったりするので便利です。
幅広のタイプや、尺寸の物など色々な種類があるんですが、基本的にメートル目盛の物をおススメしています。
私の職業は建設業(鉄工所)なんですが、そこではスケールと呼んでいます。
メジャーは、一級と刻印されいている物は高いですが、DIYで使うものは、安くて短い物(2m~5.5m位)で十分ですよ。
さしがね
さしがねは、金属がL字になっている物差しのことを言います。
このさしがねは、寸法を測るのはもちろんのことですが、直角を出したり、鉛筆で印をまっすぐ書くときにとても重宝するんですね。
DIY初心者の方は、木材などをのこぎりで適当に切ってしまい、切り口が曲がってしまった、なんて失敗をしてしまうこともあるんです。
さしがねを当てて、鉛筆でまっすぐ印を付け、その線に沿って切れば直角になります。
ホームセンターなどに行くと、いろいろな種類がありますが、用途に合わせ小さい物や、大きい物を買ってみてください。
小物を作るときは小さい物、大きい物を作るときは、大きい物があると便利です。
水平器
水平器は、文字通り水平を見る道具ですね。
この水平器があると、壁に何かを取り付けたい時に、斜めになってしまうなんてことを防ぐことができます。
DIYに慣れてきて、椅子やテーブル、本棚などを作ろうと思った時に、水平器や先ほども出たさしがねを使うと、直角や水平がでて精度が増します。
のこぎり
のこぎりは、みなさんもご存じかと思いますし、木材を加工する時は必要ですね。
刃が取り換えられたり、折りたためるタイプ、小さいコンパクトなタイプなど、意外とたくさん種類があります。
引いて切る刃や、押して切る刃、両方で切る刃などもあるのでお好みでお選びください。
もしたくさんの木材を切れなくてはいけない場合は、ホームセンターで頼めばカットしてくれますので、それを利用したりするのも手ですね。
DIYに慣れてきて、これからも色んな物を作りたいと思ったら、電動の丸ノコなどを買うといいと思います。
高価な物なので、最初から買う必要はないと思いますよ。
下地探し
下地探しとは、家の壁などに手すりを付けたいとか、棚を付けたいなんて時に使います。
家の壁は、石膏ボードを使っている場合が多いです。しかし石膏ボードにネジ(ビス)を打ち込んでも、強い力で引っ張ると取れてしまうんですね。
なので石膏ボードの裏にある木材(下地)に、打ち込まないといけません。
そこでこの下地探しがあると、とても便利なんですね。
昔からある、針を刺して探すタイプや、センサー式の物もあります。
センサー式の物でも安いので、一つ買っておいた方がいいですよ。
金づち(ハンマー)
金づち(ハンマー)は、あった方が便利ですね。
釘を使うということは、今はほとんどないと思います。
木材で枠を組んだり、位置がずれたりしたら、軽く叩いて修正したり、何かを解体するときなんかもあると便利ですよ。
ついでにバールも用意しておくと、これもまた便利なんですね。
作業台
作業台は上に材料を乗せ切ったり、加工をする時に重要な物です。
この作業台は何でもいいんです。例えば使わないテーブルや、傷がついてもいいテーブルでもいいんですよ。
なるべくなら、しっかりした物の方がいいですが、ホームセンターなどにも、比較的安い値段で売っています。
ペンキなどを、塗るときもあると便利なんですね。普段使っているテーブルなどを、汚さなくて済みます。
一つあれば作業がはかどりますよ。
DIYに慣れてきたら、自分で作業台を作ってしまう、というのもいいですね。
大きく軽い物などを作れたら、作業がしやすくなると思います。
最後に
初めから高価な電動工具を買うのもいいですが、実際にDIYを始めてみて、「やっぱり向いてないな」と思ってしまったり、「時間がなくてできないや」なんてなってしまうと、かなりもったいないですよね。
なのでDIY初めての方や、DIY初心者の方は、紹介したものを使って小物だったり、組み立て式の棚などを作ってみてください。
その後、本格的に始めようと思った時に、電動ドライバーなどを買ってみるのもいいですね。
上達してきて、自分で家具を作りたいと思ったら、電動工具が絶対必要になります。
その時が購入するベストなタイミングですよ。