DIYという言葉は、テレビや雑誌、ネットなどでよく見かけますよね。
特に、ネットで検索すればたくさんの情報が手に入ります。
DIYで何かを作ろうと思ったら、YOUTUBEを見たり、DIY関係のブログを読めば、何でも作れるでしょう。
私は、鉄鋼業の三代目として働いているので、建設業の経験を活かし、DIY記事を書いています。
簡単な事から、金属加工の仕方まで、実際に作業しながら記事にして、お伝えしています。
そうすると、たまに「DIYが流行ると、業者は儲からなくなるんじゃないの?」や「そんな事教えちゃっていいの?」という質問をいただくことがあるんですね。
確かに、DIYで何でも作ってしまったり、リフォームしてしまう猛者もいるでしょう。
ですが、結論から言いますと、全く問題ありません。
仕事が減ってしまうなんて事は、ほとんど起きませんので、DIYをどんどんやりましょう。
DIYと業者
まず、DIYとは何なのかですが、「Do It Yourself」の略で日本語で、自分でやってみよう。という意味です。
日曜大工なんて呼ばれ方もしますが、DIYという言葉が使われるようなった頃から、女性の方も多くやるようになりました。
小物を作ったり、棚や本棚を作ったり。家の物が壊れたら、自分で直すという方もいるでしょう。
ですが、DIYには限度があります。
時間と労力に、余裕があれば別ですが、部屋の壁をペンキで塗ったり、大掛かりなリフォームはなかなか難しいですよね。
業者は、作業に対するノウハウはもちろん、作業人数や道具、経験が圧倒的に違います。
お金をもらっているプロですので、当たり前ですが仕上がりも違うでしょう。
私の仕事(鉄鋼業)を例にします。
建物などは、もちろんDIYでは無理ですが、今はネットを使ったり、ホームセンターに行けば、溶接機を買うことができるんですね。
少し高いですが、それを購入すれば、自宅でちょっとした溶接作業が行えます。
練習すれば、簡単な作りの物ならできるかもしれません。
しかし、本格的な物を作るのは難しそうですし、費用や時間が掛かってしまいます。
そんな時には、業者に頼んでしまった方が早いんですよね。
なので、ほとんどの方は、本格的な溶接作業には手を出さず、既製品や、私たちに頼んだりします。
DIYとしてやるのは、既製品にペンキを塗ったり、小物を溶接したりという作業になるでしょう。
私たちが、製作を頼まれたものは、基本的に錆止め塗装をしてお渡ししていますが、言っていただければ無塗装でのお渡しや、仕上げまで塗装をしています。
たまにですが、お客様の方でペンキを塗るという方もいますね。
無塗装渡しなら、塗装の手間代が浮きますので、少しだけですが安くもなります。
金属の加工は、特別難しいということもありますが、どのような職種でもDIYがどんなに流行っていても、仕事がなくなるなんてことはないんですね。
DIYと業者の上手な使い分け
自分で作った方がいい物、業者に頼んだ方がいい物って意外と悩みますよね。
DIYでできるだろうと思い、始めてみたら時間とお金が結構かかってしまった、なんて経験はありませんか?
もしくは、DIYを始めたはいいけど、途中で飽きてしまうなんてことも。
ペンキ塗りは、意外とそのようなことになる場合があります。
一軒家の壁を全部塗ると、ものすごい時間がかかってしまうんですね。
下地と上塗りがある物や、両方を二度塗りしないといけなかったり、養生をするのでも大変です。
そして、一人でやるなんて場合は、かなり大変な作業になってしまうんですね。
このような、時間がかかってしまう物、作業人数を必要とする物、難しい加工が多い物などは、業者に任せた方がいいパターンです。
業者は、数人で作業しますし、時間も早くなります。加工は当然ですが、仕上がりも全然違うでしょう。
逆に、時間がかからないもの、一人でできるもの、簡単な加工しかないものは、DIYで作った方がいいパターンです。
材料費と、かかった時間・手間しかかからないのでお得にできると思います。
まとめ
DIYがどれだけ流行っても、業者の仕事が減るということはありません。
どちらかというと、ホームセンターなどに売っている、大量生産でコストダウンをしてある製品の方が厄介なんですね。
例えば、既製品のカーポートを、同じ値段で作ることはできませんし、手すりなんかも作ることはできません。
家具なんかもそうでしょう。ニトリやIKEAはすごく安いですよね。
業者や職人は太刀打ちできません。
話がそれましたが、DIYと業者の仕事はあまり被りません。
私はこのブログで、どんどんDIY記事を公開していきたいと思っています。
ぜひ、DIYにどんどんチャレンジしてくださいね。