DIY・工具

DIY作業に最適な手袋4種のメリット・デメリット

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DIY作業をする時に、必ず用意しておいてほしい物が手袋です。

素手で作業をすると、怪我をしたり、ペンキなどが付いたりといいことがありません。

なので、ぜひ用意していただきたいのですが、ホームセンターなどに行くと、たくさんの種類の手袋がありますよね。

軍手やゴム手袋、革手袋など、どれを選んでいいのか悩んでしまいます。

そこで、種類別にどんな作業に向いているのか、メリットやデメリットなどを簡単にまとめました。

 

軍手

 

 

 

ミタニ 軍手 日本一DX 1ダース

 

 

軍手は、手袋の中で一番ポピュラーな物ではないでしょうか。

どこにでも売っていたり、安いという理由で手軽に使えますし、汚れたらすぐに捨てることもできますよね。

 

メリット

基本的に軍手は、軽作業に向いています。

DIYだけではなく、掃除や園芸など幅広く使うことができますね。

少し高い物を選べば、生地が厚い物もあります。

一回の作業で捨ててしまうような、使い捨てにしてもいいかもしれませんね。

 

デメリット

軍手のデメリットは、ハードな作業に向いていないことです。

網目が荒いので、木材などのトゲや、金属のバリが刺さってしまうことがあるんですね。

埃なども防ぐことができませんし、ペンキなどもたくさんついてしまうと、染み込んでしまう場合があります。

一番危険なのは、回転する工具(ドリル等)を使う時に、軍手で作業してしまうことです。

電動ドリルなど、回転する物に軍手が触れてしまうと、そのまま巻き込まれてしまうんですね。

巻き込まれてしまうと、指を骨折したり、最悪切断してしまう事もあるんです。

なのでドリルなどを使う際は、軍手で作業しないようにしてください。

私は、仕事中に一度アトラ(ドリル)に手を巻き込まれたことがあります。

幸い骨折などはしなかったんですが、一週間ほど片手での生活になってしまいました。

 

 

軍手は、ちょっとした作業などに利用する方がいいですね。

私の場合は、軍手を二重にして使用するなんてこともあるんですが、細かい作業ができなくなってしまうんですよ。

素手でDIYをするよりは、安全に作業できるようになる程度とお考え下さい。

 

 

 

背抜き手袋(滑り止め付手袋)

 

 

 

3M コンフォートグリップ グローブ オレンジ Mサイズ GLOVE-ORA-M

 

 

簡単に説明しますと、軍手の手のひらに、ゴムを付けたような構造の手袋です。

軍手に比べると、少々高くなりますがハードなDIY作業にも耐えることができますよ。

 

メリット

背抜き手袋は、手のひらにゴムが付いているので、物を持った際に滑りにくくなります。

DIY作業だけででなく、重い物を持ったりするときにもとても便利ですね。

木材のトゲや、金属のバリなどを防ぐこともできますよ。

そして手の甲の部分が布になっているので、手が蒸れにくいです。

水性のペンキなどを塗るときにも、とても使い勝手がいいですね。

木材を加工するときに適しています。

 

デメリット

背抜き手袋は、ゴムを使用しているためゴムのにおいが多少しますね。

手の甲部分が、布のためとがったものを引っ掛けてしまうと、簡単に破けてしまうこともあります。

液体を、完全に防ぐことはできません。

商品によっては、油がついたりすると、かなり滑りやすくなるものもあります。

 

 

 

 

 

ゴム手袋

 

ゴム手袋は、薄手の物と

 

 

ショーワグローブ 【パウダーフリー】No.881 ニトリスト・フィット 100枚入 ブルー Mサイズ 1函

 

 

厚手の物があります。

 

 

ショーワグローブ 【防寒手袋】No282防寒テムレス Lサイズ 1双

 

 

今回はDIY作業ということで、厚手の物を紹介します。

DIY作業だけではなく、水を使った作業や園芸などにも使えますね。

 

メリット

ゴム手袋は、液体を完全に防いでくれたり、商品によっては、油がついても滑らないような物もあります。

背抜き手袋と違い、手袋全体がゴムでできているので、ほこりや土なども防いでくれますよ。

裏面に、裏起毛という加工をされているものもあります。

裏起毛とは、内側に毛のようにふわふわしたも物が付いている、と思ってください。

肌触りが良くなったり、べたつきを防いでくれますよ。

ゴム手袋は、手が汚れやすい作業に適しています。

 

デメリット

ゴム手袋は、当たり前ですがゴムのにおいがします。

かなり軽減している物もありますが、完全に無臭とは言えないですね。

ゴムにアレルギーがあると、使用することができません。

ゴム手袋の性質上、手が蒸れてしまいます。

上の写真のような商品は、手が蒸れないようになっていますが、一日中付けていると多少は蒸れますね。

金属などのとがったものを、ひっかけてしまうと破けてしまいます。

 

 

 

革手袋

 

革手袋も薄手の物と

 

おたふく 豚革補強アテ皮付マジック L R24L

 

 

厚手の物があります。

 

TRUSCO 革手袋普及タイプ

 

メリット

革手袋は、DIY初心者から仕事でも使える便利なものです。

とてもハードな仕事もこなすことができますね。

特に金属を加工する場合、火花や熱を持ってしまう作業が多いのですが、革手袋ならしっかりと手を保護してくれます。

回転系の電動工具を使用する際も、革手袋をしていれば、安全に作業することができますよ。

薄手の物は、細かい作業をするのに便利です。

ネジを止めたり、ビスを打ったりするときに使いましょう。

厚手の物は、細かい作業がしにくいですが、ディスクグラインダーなどを使ったり、ドリルなどの電動工具を使う際に、手を保護してくれますのでなるべく使った方がいいですね。

とがった物からも保護してくれます。

 

デメリット

革手袋は、水に濡れると縮んでしまい、固くなってしまいます。

一度使った物を、長時間保管しているとカビが発生することもあるんですね。湿気の少ない所に保管するようにしましょう。

人によっては、手がかぶれる場合もあるみたいですね。

100℃を超えるようなものは、持たないようにしてください。

革がキュッと縮んだり、熱が手に伝わってしまう場合もあります。

 

 

 

まとめ

 

色々な手袋のメリット、デメリットを紹介しました。

DIYでどんなものを作るかによって、どんな手袋を使うのかを分けましょう。

軽い作業の場合は、軍手を使ったり、木材を使って何かを作る場合は、背抜き手袋(滑り止め付手袋)を使う、手の汚れる作業をする場合はゴム手袋、ハードな作業をする際は革手袋を使う、といった感じですね。

後は、実際に使ってみて、この手袋が使いやすいなと思った物を使用してください。

私は鉄鋼業の仕事をしていますので、革手袋を使う機会が多いですね。

軍手もたくさん使います。

 

素手でDIY作業をせずに、きちんとした手袋を用意して、安全に楽しく作業しましょう。

 

 

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