禁酒・断酒中の時、普段の何気ない生活で、フッとお酒が飲みたくなってしまう時が結構ありませんか?
仕事の事で例えると、上手くいった時に飲みたくなったり、逆にうまくいかなかった時もお酒を飲んで、忘れたいなんて思ったりしますよね。
もともとお酒が大好きな方にとって、飲酒をする理由はいくらでも作れてしまうんです。
お酒を一か月やめても、半年やめても、一年やめても、お酒がすごく飲みたい時が来ます。その時に理由を作って再飲酒をしてしまうんですね。
私もお酒をやめて1年経っていますが、たまに「飲みたいな」と思う時があります。
どのような時に、お酒が飲みたくなるのかを考えて、次はその行動や、状況を作らないようにすれば、再飲酒の危険を減らすことができます。
禁酒・断酒中の方が、お酒に手を出してしまいたくなる時をまとめました。
いろいろな理由でお酒をやめていると思いますが、この記事では、アルコールで問題を起こしてしまった方や、アルコール依存症の方、そしてお酒をやめている方のご家族に向けて書いています。
お酒をやめる方法を、まとめた記事もありますのでよかったらどうぞ。
お腹が減った時・喉が渇いている時
お腹が減った時や、喉が渇いた状態だと、かなりお酒が飲みたくなります。
人間は、三大欲求というものがあります。(食欲・睡眠欲・性欲)
お酒を毎日飲んでいた方や、たくさん飲んでいた方、アルコール依存症の方は、三大欲求のほかに飲酒欲求が加わります。
お腹が減ったり、喉が渇くのと一緒にお酒を欲してしまうんです。
この状態の対処法は簡単です。常に何かを食べたりして、お腹が減らない状態にしてください。
お酒をやめていると、脳みそが他の楽しみを探します。私の場合は、大嫌いだった甘い物が異常に食べたくなって、常にパンや、お菓子を食べていました。
今は落ち着きましたが、やめて半年ぐらいまで甘い物をたくさん食べて、飲酒欲求を抑えていました。
あと、お酒をやめてすぐの時は、ノンアルコールビールなども避けたほうがいいです。
ノンアルコールビールで我慢できる方はいいのですが、飲酒欲求のスイッチが入ってしまう方もいるので、初めのうちは控えたほうがいいですよ。
その代わりに、炭酸飲料を浴びるように飲んでみてはいかがでしょうか。
すぐにおなかがいっぱいになって飲めなくなりますが、満足感を味わえます。
酒の席に出た時・帰った後
飲み会などに行くと、周りの方に勧められ、飲んでしまうなんてことは多いです。
お酒をやめてすぐの場合は、あまりそのような場所にはいかない方がいいですが、結婚式や、お葬式など、行かなければならない場合もありますよね。
その時はきちっとお酒を、断れるようにしておかないといけません。
車を出したり、肝臓の調子が悪いなど、お酒を断る理由を作っておきましょう。
お酒の断り方を、まとめた記事もありますのでよかったらどうぞ。
そして意外かもしれませんが、飲み会を飲まずに終え、お家に帰って一息ついた時に飲酒欲求が襲ってくる場合もあります。
飲み会に出ているときは「絶対に飲まないぞ!」という決心を貫き通し、家に帰った時に油断すると、すごくお酒が飲みたくなってしまうんです。
対処法としては、お酒を買いに行かない、家族がいる場合は一人にならない、炭酸飲料などをたくさん飲むなどをして気を紛らわしてください。
ストレスが溜まった時
始めの方に書いたような仕事の事や、生活に不安があったりすると、お酒を飲みたくなってしまいますよね。
イライラしたり、不安になったりすると、飲酒欲求が襲ってきます。
ストレスは、禁酒・断酒にとって天敵なので、なるべくためないようにしましょう。
ストレス発散の方法がある方はいいのですが、何も発散するすべがないという方は注意が必要です。
解決法は、暇な時と同じなので、下に書きますね。
暇な時
禁酒・断酒にとって、暇な時間を作ってしまう事も、再飲酒する原因になってしまいます。
お酒をやめると、今まで酔っぱらっていた時間が空き、暇に感じてしまいます。
何もしないでボーッとしたり、考え事をしてしまうと、不安になったりしてしまい、飲酒欲求が起きてしまう場合があるんですね。
対処法は、時間を潰したり、好きなことをやるだけです。
とは言う物の、趣味や好きなことがない場合もありますよね。
下にまとめた記事もありますが、
なかなか見つかる物でもありません。
ネットサーフィンでもいいですし、ドラマを見たり、映画を見たり、ゲームをしたり、何かあるはずです。
暇な時間をなるべく作らなければ、再飲酒の可能性を減らすことができますよ。
まとめ
禁酒・断酒中の方にとっては、どんな事も飲酒につながってしまいます。
喉が渇いたときにお酒を見ると、とてもおいしそうですよね。
このような状況を作らず、一つ一つ潰していくことによって、お酒をやめる期間を延ばすことができます。
初めに書きましたが、禁酒・断酒中に、再飲酒をしてしまうことはよくあります。
しかしそのあとのケアが、すごく大事になります。
なぜ飲んでしまったのか、どのような心理状況だったのか、どんな時に飲みたくなったのかを考えたりしてください。
家族の方は、お酒を飲んだことを責めずに、一緒に話し合ってみましょう。
そして、どのような時に飲酒欲求が起きたのかを、この記事のようにノートなどにまとめると、次の対処ができます。
ぜひ試してみてください。