お酒をやめようとする理由は、人それぞれあると思います。
・飲み代を節約したい
・ダイエットをしたい
・健康になりたい
・体を壊してしまって、医者に止められている
・家族に止められている
・アルコール依存症予備軍、又は依存症と診断された
・その他
などなど、様々です。
中には、お酒を飲んで記憶をなくし、その間に暴れてしまったり、暴言を吐いたり、携帯電話をなくしてしまった。なんていうお酒の失敗を理由に、禁酒・断酒を思い立つ方もいますよね。
このお酒での失敗を理由に始める、禁酒・断酒は長い期間続くのか、それともすぐ終わってしまうのか、色々とまとめてみました。
お酒で失敗した次の日
お酒を飲みすぎて、記憶をなくし、どうやって家に帰ったかわからないが、気が付くとベットやソファー、玄関などで寝ていた。なんて事ありませんか?
私は、お酒を毎日飲んでいた時に、結構ありました。
そしてあたりを見渡すと、何もない時もあれば、悲惨な状況になっているときも。
二日酔いで気持ちが悪い中、少しでも飲んでいる時の状況を、思い出そうとしますが、全くわからない。なんていう状態に良くなってましたね。
あなたにも経験はありませんか?
そして、その後すごく後悔し、「もうお酒はやめる」と思うのです。
禁酒・断酒を考える
お酒に酔って失敗してしまった、と朝に後悔しやめる決断をします。
人により異なるので、何とも言えませんが、普段あまりお酒を飲まない方は、問題なく長く続くと思います。
お酒を飲むことが、習慣化していない人は、やめる理由の一つになるでしょう。
しかし、毎晩のようにお酒を飲んでいる、たくさんの量を飲んでいる、何度も記憶がなくなっている、という方には、あまりお酒をやめる理由にはならないようです。
毎日飲んでいる方は、飲酒が習慣化しているので、夕方には、飲みたくてしょうがない、という状態になっています。
仕事が終わる時間に、近づくにつれ「別にいいや」と思ったり、こんな嫌な記憶を、「酒を飲んで誤魔化そう」という風に頭の中を切り替えてしまうんですね。
この失敗を、お酒を飲む理由にして、飲んでしまうのです。
もしくは、1~2週間位お酒をがんばってやめて、「もう飲んでも大丈夫かな?」と思い手を出してしまうということも。
頑張ってやめたとしても、最終的にはこう考え始めます。
「お酒の量を減らせばいいや」
お酒の量を減らそうと考える
禁酒・断酒を諦めて、酒の量を減らせば大丈夫だろうと考え、節酒に切り替えます。
ここでも、お酒を減らすことの出来る方と、元の量に戻ってしまう方に、分かれてしまうんですね。
お酒の量を減らすことができる方は、自分の限界を知っていて、その前に飲むのを、止めることの出来る方、もしくは、誰かが止めてくれる環境にある方です。
自分で止めることができる方は、当たり前ですが、お酒を減らすことはできます。しかし自分で止めることの出来ない方もいるんですね。
そんな方は、自分ではどうしようもありません。最終的には元の飲酒量になるか、増えてしまうかのどちらかになるでしょう。
お酒をコントロールできない方は、自分一人では、やめることも、減らすこともできません。
最初のうちは、少なくすることができますが、1か月から半年位経つと、元通りになります。
そしてまた、お酒で失敗したり、問題を起こしてしまうでしょう。
このように、何度も繰り返している方は、アルコール依存症の可能性があります。
ネットなどで検索したり、病院に行って相談してくださいね。
まとめ
お酒での失敗や、問題を起こしてしまって、禁酒・断酒が成功する方は、普段は飲まないが、飲み会に出た時は、飲むという方です。
このような方は、禁酒・断酒をする理由として、お酒をやめることができるでしょう。
しかし、何度も失敗や、問題を起こしてしまう方には、向いていません。
次の日ぐらいは、本気でやめようと、反省もするでしょうが、少し経つと飲酒欲求の方が強くなって、またお酒を飲み始めてしまいます。
なぜなら、自分でお酒を、コントロールできていないからです。
お酒での失敗が理由では、なかなかやめることはできません。人間はそれほど弱い生き物なんです。
本気でお酒をやめたい、禁酒・断酒をすると決意し、家にあるお酒を、捨てることはできますか?
「できる!」と実際にやった方は、お酒をやめる第一歩を踏み出せます。
ですが、お酒の誘惑はものすごいですよ。コンビニに行けば、たくさんのお酒が売っていますし、テレビのCMや広告、友達からの誘い、仕事関係の飲み会などたくさんあります。
それでもやめるんだ、と考え禁酒・断酒を続けてることができれば、あなたは素晴らしいです。
将来笑って話すことが、できる日が来ることを願って、一緒に禁酒・断酒をしましょう。