お酒を飲みだす前に、「今日は一杯だけにしよう」や「明日は早いから深酒はしない」と決めても、気が付くとたくさん飲んでしまい、次の日が大変。
なんてことは、経験ありませんか?
私は、しょっちゅうありました。
特に、お酒をやめる一ヵ月前ぐらいは、毎日のようにこの葛藤を繰り返していたのを覚えています。
今はお酒はやめましたが、当時お酒を一口飲んでしまうと、全くブレーキが効かなくなっていたんですね。
自分でも、なぜなのかわからなかったし、今もしお酒を口にしても、すぐに止めることができるでしょう。
ですが、一週間毎日飲んだ場合、もうブレーキは壊れてしまうと思います。
この記事を読んでいるあなたは、どうでしょうか?
ブレーキをかけたいのに、一口でもお酒を飲むと止めることができない、飲み友達に勧められると、ついつい飲みすぎてしまう。
こんなことに、悩まされてはいませんか?
なぜ、お酒のブレーキが壊れてしまっているのか、どうして、全く効かないということになってしまうのか、そして壊れたブレーキの対処法をまとめていますので、ぜひご覧ください。
目次
ブレーキがなぜ壊れているのか・効かないのか
お酒を毎日飲んでいても、適量で押さえることの出来ている方は、全く問題ありません。
お酒を毎日たくさん飲んでしまう、という方や、毎日ではないが深酒をしてしまう、という方は注意が必要です。
飲んでいる時の記憶がなかったり、暴れてしまったなんてことが頻繁にあると、全くお酒をコントロールできていない、ということになります。
お酒を全く、コントロールすることができない方は、アルコール依存症の可能性が高いですね。
アルコール依存症は、車のブレーキが壊れた状態と、よく例えられるんです。
お酒を一口でも飲むと、コントロールできずに突っ走ってしまい、何かにぶつかるまで進んでしまいます。
それが、泥酔して寝てしまう事や、暴れてしまう事、吐くまで飲む、ということなんですね。
頻繁にこのようなことを、繰り返している方は、もうブレーキを治すことはできません。
この壊れてしまったブレーキを、なるべくコントロールしながら、お酒を飲むしかなくなります。
壊れたブレーキをコントロールする方法
お酒のブレーキが壊れていたとしても、何とか量を抑えたい、と思っている方は多いのではないでしょうか。
そこで、壊れたブレーキでお酒の量を抑える方法です。
お酒を多めに買わない
家でお酒を飲むことが多い方は、必要な量だけを買って飲むということを、意識してください。
まず、家にお酒を置いておかないことから始め、コンビニなどでは、一本だけ買ったり、必要最低限にして帰宅してくださいね。
そうすることにより、物理的に減らすことができます。
途中で買いに出ないようにすることさえできれば、成功するでしょう。
ソフトドリンクを多めに飲む
飲みに行った時などは、一杯飲んだら、ジュースを挟む形で、飲んでみてください。
お茶やジュースは、お腹にたまりますので、お酒を飲む量を、少しは減らすことができるでしょう。
食べ物も、たくさん食べて、お腹を一杯にしておいた方がいいですね。
周りの人に止めてもらう
自分でブレーキをかけることができないなら、周りの方に頼んで、止めてもらう形を取った方がいいですね。
家族や、一緒に飲みに行っている方に、「一杯しか飲まないから、それ以上は止めてくれ」と言っておきます。
そうすると、当然周りの方も止めてくれますし、一杯しか飲まないと宣言することで、自分にも言い聞かすことができます。
自分自身も口に出して言うことによって、ブレーキをかけることができるでしょう。
一人では飲まない
なるべく、一人でお酒を飲まないようにした方が、ブレーキをかけることができます。
周りの人に止めてもらうもそうですし、一人でお酒を飲むと、ペースが速くなってしまうんですね。
そうすると、一杯では満足できずに、もう一本飲みたくなってしまいます。
一人で飲む場合は、ゆっくりと時間をかけて飲んで下さい。
カレンダーに飲んだ量、本数を書き込む
カレンダーに書き込むのは、断酒や禁酒などに効果的なんですが、お酒を減らしたり、休肝日を作ることにも適しています。
自分がその日に飲んだお酒の量を、きちんと書きこむことによって、一目でわかるようにしておきます。
いつどれぐらい飲んだか、わかるようにしておけば、頑張ってお酒をやめたり、減らした量を確認し、モチベーションを保つことができるんですね。
今週はこれだけしか飲んでない、今月はこんなに少なく済んだのか、なんて目に見える成果があると、人はやる気がでます。
ぜひやってみてください。
お酒を飲まない
一番手っ取り早い方法は、お酒を飲まないことですね。
このままやめてしまうことができれば、健康にもなりますし、いいことだらけですよ。
お酒が我慢できないという方には、向いていませんが。
まとめ
一度でも、アルコールに対するブレーキが壊れてしまうと、完全に治すことは無理です。
壊れたまま、アルコールと付き合っていくか、禁酒や断酒を考えるかは、あなた次第なんですね。
本当に悩んでいる方には、一度本気で禁酒してみることをおススメします。
断酒とは言いません。一週間禁酒してみたり、一ヵ月続けてみたり、やってみるということが大事ですよ。
自分ではやめることができなければ、病院へ相談しに行って見たり、自助グループに入ってい見たり、誰かに相談してください。
私に相談していただければ、とてもうれしいことですし、力不足かもしれませんが、お返事いたします。
コメント欄か、お問い合わせにて受け付けています。
コメント欄に書き込んでいただいても、非表示にすることもできますので、ご気軽にご相談ください。